はぜにっき

日記です。(毎日更新ではない)

「分散システムデザインパターン ―コンテナを使ったスケーラブルなサービスの設計」読んだ

12月、予定の隙間の時間を使ってゆっくり読んだ。

どういう本だったか

コンテナへのデプロイを前提とした、システム設計のパターン本。
だが、コンテナ化されていなくても適用できるパターンや思想は多く、近代的な設計のシステムでなくても参考になる内容も多かった。
モノリシックなアプリケーションに機能を追加する際のパターンといったものもあり、一通りさらっと読んで頭の片隅に置いておくと良さそうな内容だった。

kubernetesを使ったハンズオンもあり、具体的な構築イメージが湧きやすくとても良かった。

あとkubernetesに限らず、バックエンドのシステム開発、インフラ、コンテナ周りの前提知識はそこそこ必要。パターン本だからそらそう

個人的な感想

hazediary.hateblo.jp

読む動機は、仕事で少しずつ分散システムの思想、考えを使ってアプリケーション改善をやっていくための前提知識の獲得、とっかかりのため。
思っていたよりずっと薄く、気軽に開いて気軽に読めて良かった。
MapReduceってなんだっけ...と調べ直したり、KubernetesのConfigMap オブジェクトって何???てなったりして、事前にもっと知っておくべきものがありそうな気もするが、一旦読んで良かったなと思う。

パターン本、デザパタとかDDDとかあまり読むのが得意じゃなかったけど、一旦気軽に読んでおいて、何か似たような形見たことあるなーって思ったら読み返せばいいか、ぐらいの気持ちで読むとさらっと行けるのかなと今回思った。厚さが全然違うっていうのもあるんだけど。

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社Slackのtimesにメモを書いている様子

普段、本を読んでいる途中に書くメモをinkdropに書いているんだけど、試しにslackのthreadを使って書いてみたらとても良かった。
短くも長くも書けるし、何より気楽。あと参考のリンクを貼るとOGPが展開されて良い

次に読む本

同じ文脈で次に読もうとしている本。
分散システムのデータ周りを中心とした、今回の本よりもでかくて分厚い本です。がんばろう。